□腕が上がらない
□結髪や結帯動作ができない
□肩関節の可動域の制限
□一日中痛みが出る
□日常動作が困難となる
□寝返りがうてない
四十肩・五十肩に対する当院の考え
四十肩や五十肩について原因と考えられるのは、運動不足からの血行不良や筋などの変性が原因だと考えます。
運動をしていればなってしまうリスクは減らすことができると思います。
少なくとも朝起きたときや寝る前などに肩を大きく動かしてあげるだけで予防ができると考えられます。
また、筋の変性に関してはひとは歳を重ねることで体の質は変わってきます。
そのため若い人が怪我するものと中高年以降に好発するものは違ってきます。
つまり四十肩や五十肩についてはしっかりとした予防や改善できるような治療が必要だと考えます。
四十肩・五十肩を放っておくとどうなるのか
四十肩や五十肩を放置してしまうとまず痛みを伴います。
痛みで上肢を後方へ動かすことができず安静時でも痛みを伴うようになります。
次に日常生活動作にも問題が起きてしまいます。
治療もせずに放っておくと拘縮という症状が現れるようになります。
拘縮とは周りの筋肉や軟部組織が栄養不足が原因。
また血行不良で硬くなり関節が思うように動かすことができなくなることです。
そのため、この拘縮が起きてから治療するとなると最低でも半年以上の治療が必要になる。
また薬物療法や手術療法もあり放っておくと大変なことになってしまう。
四十肩・五十肩の改善方法
一つは動かすということが大切です。
筋肉についてはゴムや紙粘土のような動きをします。
紙粘土は触っている時は柔らかく硬くなりにくいという性質を持っています。
ゴムも引っ張れば中心が伸ばされます。
ゴムの場合だと引っ張られても切れることがありません。
しかし筋肉に関しては動かさずに何年も生活していると筋肉の質が落ちてきます。
それを変性といいます。
変性とは見た目は変わらないが質が悪くなっていくことをいいます。
その変性した筋肉が原因となり起きますので
肩周りの筋肉をまず動かすということが大切となってきます。
四十肩・五十肩の改善に効果的な当院の施術メニューは？
必要なメニューは肩甲骨はがし、全身矯正、鍼治療、猫背矯正が挙げられます。
肩甲骨はがしに関しては肩甲骨周りの筋肉を動かすということが1番のメリットだと考えます。
肩甲骨周りにはインナーマッスルもあり、動かしてあげることで代謝がアップします。
そのため体温も上がり筋肉が冷えにくくなるということが考えられます。
全身矯正に関しては全身の骨格を矯正することで、筋肉に無駄な緊張を与えず全ての筋肉に力を分散させられるということができます。
また、猫背矯正についても肩甲骨はがしに似たようなことが言えます。
肩甲骨はがしや鍼治療については痛みが強い方に有効だと考えます。
その施術を受けるとどう楽になるのか？
まずは痛みが緩和されるこです。
血行不良などで固まっていた筋肉が動かされることで血行循環が良くなります。
そのおかげで肩の軽さを実感していただけると思います。さらに、可動域のアップも図れます。
筋肉が硬くなっていたのがほぐれ筋肉を柔らかくなることで動かしやすさが感じられます。
一番実感されるのは元の可動域に戻るということが考えられます。
改善するために必要な施術頻度は？
週に最低2回から3回通っていただくことをオススメします。
一回で治ると思って来ていただいている患者様も中にはいらっしゃいますが、一回で治るということはありません。
慢性的なものについては日頃蓄積されてきたものなのでそれなりの時間を要することになります。
そのため週一回であったり月１，２回という頻度では治癒するのにかなりむずかしいと思います。
肩甲骨はがしの効果は2日から3日ほどとされています。
また拘縮を取り除くのに半年以上かかります。そのため、週に2回から3回、最低半年以上の通院をお勧めいたします。
また根本的に治すとするなら一年ほど治療が必要になるかと思います。
また治療に加えてお家でのセルフストレッチなども説明します。
治療だけでは補えない面もありますので協力して治す必要があると考えます。