□歩く時の踏み込み時に痛みを感じてしまう
痛む場所にもよりますが、外側の場合は前距腓靱帯、内側の場合は三角靭帯を痛めてる可能性があるでしょう。
□歩く時の地面との接着時に痛みを感じてしまう
これも痛む場所にも寄りますが同じく外側の場合は前距腓靱帯、内側の場合は三角靱帯を痛めてる可能性があります。
□歩く時に足関節の関節音を感じる
今までに足を捻った経験はあるでしょうか。またそれに対する処置は行なったでしょうか。場合によっては関節周りの軟部組織が緩んでる可能性があります。
□良く足をつっかえてしまう
足の機能があまり働いてないと思います。
□足先の神経がピリピリするのを感じる。
足関節捻挫によるモートン病の可能性があります。
足関節捻挫に対する当院の考え
足関節は一つの骨と骨の組み合わせではなく、いくつもの骨が合わさって成り立っています。その骨達の周りを筋肉や靱帯が覆っているため捻挫した後に的確な処置を行わないと関節の緩みや捻挫するクセが取れなくなってしまいます。また足関節の緩みが原因で歩き方が悪くなり足底筋膜炎や扁平足につながります。扁平足は放置すると外反母趾や内反小趾にもなるため注意が必要です。足関節の作りはほぼほぼ遺伝に影響されますが、その足をどの様に使ったかは環境によって左右されるので、運動する方は特に注意が必要です。筋組織でしたらまだ改善の余地がありますが靱帯になってくると完治するまで長い時間を要する場合があります。
足関節捻挫を放っておくとどうなるのか
足関節はいくつもの骨が合わさって完成されている骨です。その関節が捻挫を起こし、本来あるべき位置に骨がズレていたり、骨をまとっている軟部組織の処置を怠るとどうなってしまうのか。まず捻挫癖が出てしまいます。それは捻挫したことによって歩き方が悪くなってしまうからです。また扁平足から始まり足底筋膜炎などの炎症に繋がったり、外反母趾や内反小趾などの指先の変形が出てきます。足関節の悪さは歩行に影響し、歩行が悪ければ膝や股関節に影響がでます。その内骨盤のズレも起こり、腰部・背部・頸部の歪みも起こります。足関節が悪くなるだけで身体全体に負の循環が起こるのです。
足関節捻挫の改善方法
足関節はいくつもの骨で形成されている関節です。捻挫をした後に的確な処置をしないと関節が緩んでしまい、完治するまでに長い時間を要する場合があります。まず足関節の熱感や腫脹などの軟部組織の炎症がある場合はEMSの干渉波とアイシングが必要です。またその際に圧痛点を知る必要があります。痛みがある程度治ったら、テーピングで固定します。背屈運動や底屈運動をなるべく行わせないようにします。あとは安静です。中には巻き爪によって親指に力を入れると痛む為、歩行が悪くなってしまう方がいます。その場合はいくら足関節を固定しても根本の改善にはなっていない為、巻き爪の処置が必要です。
足関節捻挫の改善に効果的な当院の施術メニューは?
捻挫とは関節部に外力が加わり、生理的な可動域をこえて運動を強制された時に生じる関節包、靭帯などの軽度の損傷です。また関節や靭帯に損傷はありますが、通常骨や軟骨には損傷はありません。特にスポーツ外傷として足関節はもっとも多く生じています。捻挫の状態にもよりますが、当院で状態を診させて頂いたのちにまずは保存的療法として患部を冷やし安静の為テーピングを行います。その後、固定中もできるかぎり筋力が衰えないように筋肉強化を行います。固定している以外の部位は、積極的に動かし、負荷もできるかぎり早期に行えるといいですね。当院のメニューとしては、筋肉を動かしたり、筋力強化が可能な電気療法。痛くない範囲で行う筋肉を伸ばす筋膜ストレッチ。患部の血行改善、運動痛、自発痛の改善を目的とする鍼施術が当院の効果的な施術となります。
その施術を受けるとどう楽になるのか
外傷は主に2つあります。1つは、1回の強い力(衝突や転倒)が生じる外傷。もう1つは、運動により1回の外力は小さいが、局所に反復して小さい外傷が加わって発生するものであり、主に使いすぎ原因です。外傷の程度によって施術方法や経過は異なります。当院で適切な施術を受けることにより、患部の血行改善、運動痛、自発痛を取り除き、完治した時までに正常な機能や筋力が出せるように回復させ、障害が起こりにくくします。その後は、外傷を軽減、回避する工夫、すなわち予防が最も大切であり、完治後も適切なケア、運動方法をお伝えします。
改善するための治療頻度はどのくらいか
外傷の状態も様々で一概には言えませんが、軽度なものから重症なものまであります。状態によって治施術頻度や期間は変わってきます。
軽度の捻挫であれば、1週間から10日で治ります。中等度の捻挫であれば2週間程度。重度の捻挫であれば約3週間程必要となってきます。上記の期間はあくまでも適切な施術を受けた上での期間となります。また程度や年齢によって施術頻度、期間は変わってきます。
施術は基本固定から行い、痛みや腫れが引いてから徐々に運動療法を行なっていきます。元の状態に戻す為には、柔軟性と筋力を再度付け直す必要があります。3ヶ月間週に2〜3回施術を行っていくのが理想的です。今後、予防を目的にする場合はメンテナンスとして期間を長くするとなお身体にとっては良いですね。